Q1:女性に関する制度について。
矢島:私は、産前産後休暇を取得して、ただ今育児休暇を取得中です。取得にあたっては何ら障害はなく、普通に取れました。
清水:矢島さんは正社員ですが、アルバイトさんでも産休・育休が取得できるのが、キングのいいところだと思います。
金子:私が前いた店舗ではアルバイトの子がちょうどいま産休を取っていますよ。
福山:私はまだ制度を利用していないですが、家族に「いい会社に入ったね」って言われました。託児所がある店舗もあるので、休みを取りやすいだけじゃなく、職場に復帰しやすいと思います。
Q2:制度にはない、女性の働きやすさ。
矢島:明確な制度として存在している訳ではないんですけど、シフトを優遇してくれました。働くにあたって早番、遅番のシフトがあるんですが、お店の仲間が気遣ってくれて、妊娠が分かってからはずっと早番にしてもらって。病院にも通いやすくて、すごい助かりました。
清水:私は転職をして入社をしたのですが、女性を気遣う社風が根付いているなって入社した時に感じました。
金子:たとえば、些細なことですけど夜は外での作業はさせないですよね。
福山:ちょっと外に行くのもダメって言いますね。
金子:遊技台を動かしたり、重い物を運ぶ作業なんかは男性が持ってくれたり。気遣ってくれますよね。
清水:後は「女性ならどう思う?」ということはよく聞かれます。女性のお客様も増えてきているので、飾り付けのデザインや色とか、女性目線での意見を求められますし、それを取り入れてくれる風潮があります。
Q3:働く環境で変わってきたこと。
清水:約3カ月に1回「女子会」という会が開催されるようになりました。会の内容としては、各店舗の女性スタッフが一堂に会して、研修を兼ねた交流会です。そこでお互いに情報を共有したり、悩みを相談したり、女性同士の絆が深まっています。
金子:女子会は勉強や交流の場だけでなくて、女性意見の吸い上げの場でもあるんです。例えば先日の会では、景品を交換するカウンター業務については主に女性が担当するので、カウンター内のレイアウトはどうしたらより使いやすくなるのか、という意見交換が行われました。
福山:個人的には身だしなみの規定を変えてくれたのが嬉しいです。昔はカラコンもネイルもNGだったのがOKになって。髪の明るさもある程度OKになって、まつ毛の長さも自由になりました。女子にとってオシャレは一大関心ごとなので(笑)
矢島:女性の役職もいますよね。入社する前は男性社会のイメージだったんですが、入ってみるとそんなことなくて。男性の上司には話しづらいこともあるのでありがたいです。
Q4:今後の目標は?
矢島:私の店舗には託児所がないので、託児所を作ってほしいです。今保育園を色々探しているんですけど、託児所があったらもっと楽に戻って来られるかなって。
金子:託児所は全店に作ってほしいですね!私の店舗では主婦のパートさんが多いんですけど、保育園へのお迎えがなければ一時間長く働けるんですよね。パートさんは少しでも長く働きたいと思っているし、社員にとってもシフトのやりくりがしやすくなるので双方助かるんですよね。
福山:私は基本満足していますね(笑)。
清水:私は現場の声をもっと吸い上げて、一つ一つ改善できる制度をつくってほしいですね。今以上に福山さんみたいに「満足してます」って子をもっと増やすためにも…。